minimal aquaです。
Apアガシジィ・テフェの繁殖に成功しました!
この記事は
・成功までの試行錯誤
・水の「硬度」が繁殖成功のカギだった?
について書いています。
まず飼育環境について。
飼育水は水道水にピートモスを浸けて、
流木と落ち葉やヤシャブシを入れた、
いわゆる「ブラックウォーター」にしています。
ブラックウォーターの神秘的で野生的な雰囲気が好きという理由と
酸性よりに保ちたいためです。
※うちの地域の水道水はpH7.5ほど
2023年の3月に飼い始めて、
11か月後の2024年の1月に初めて孵化・浮上したのですが、
ある時期から産卵は2~3週間ごとにコンスタントに続いていました。
何回産卵したか・・・10回は超えていると思います。
卵の世話をメスに任せては食卵、
人工孵化させようとしたら卵がカビて全滅、
のパターンを10回以上繰り返しました。。
産卵→食卵 & 産卵→カビ
このループは精神的に厳しいものがありますネ。。
※仕事がきつかった日、帰宅して卵がダメになったと知ったときの無念さよ。。
・・・
どうしても孵化までいかないので、
12月に試しに飼育水をRO水で割って硬度を下げてみました。
そうしたら翌1月にあっさり孵化・浮上したのです。
硬度を下げてから最初の産卵で孵化・浮上。
うちの地域の水道水は
カルシウム硬度45mg/L、マグネシウム硬度10mg/Lほど。
※硬度の計算式や単位が色々あるようで、この硬度が高いのか低いのか。。
どなたか教えていただけると嬉しいです!
この水道水を2倍の量のRO水で割りました。
ピート浸けはそのままに、硬度を1/3に下げるイメージです。
そう言えば、何年か前にバイランティというブラックウォーター系のチョコグラの一種を繁殖させたことがあるのですが、その時もRO水をがっつり使っていたのを思い出しました。
繁殖成功に重要な要素はたくさんあると思いますが、
アピストなどのブラックウォーター系の魚は
「硬度」
がかなり重要だと
身をもって感じました。
・・・
このような感じで試行錯誤をして楽しんでいます。
どうか温かい目で見てやってくださいませ。
浮上から1か月半の現在、稚魚は20匹ほど、1cmくらい。
体側の黒いラインや目の下の隈取り、頬の水色ラメが出てきています。
※写真は色飛びしてますネ。。アピスト稚魚の写真は難しい。。